会社はこれからどうなるのか

会社はこれからどうなるのか

を読んだ。
結構話の展開がゆっくりで、わかりやすかった。話の内容もかなり説得力がある。本書の内容についてちょっと紹介。
法人とは、モノに対して本来ヒトのみが有している"モノを所有する権利"を法的に与えたものである。そして、株式会社を

株式会社とは、株主が法人としての会社を所有し、その法人としての会社が会社資産を所有するという、「二重の所有関係」によって攻勢されているのです。

と定義している。このように定義した会社がポスト資本主義時代においてはどういった役割を果たすようになるのかということを本書は述べている。
おそらく、本書を読むに当たっては上の株式会社の定義を理解してしまえば、全てすらっと理解できるだろう。かなりお勧めのいい本だと思う。