継続祭り

昨日、東大@秋葉原で行われた、継続祭りに参加してきました。


久々に酒井くんに会ったり、大学院の時の指導教官の先生に久々にお会いしたりと、なんか懐かしい感じ。
大学の先生のMacBook Airの所有率が高かったなぁ。
あれ見たら、欲しくなっちゃうよう。


発表内容は、higeponさん酒井くんが書いてくださってます。


自分も、ちょこちょこ思った所だけメモしてみます。

継続を使った printf の型付け by 浅井健一さん


初めに、部分継続の解説をしてくださっていた。
しかも、例を交えてとても解りやすかった!
なんだか、浅井先生の研究室はとても良さそうだなぁ、と発表を聞いていてなんとなく思った。

入れ子になった web トランザクションのための永続的限定継続のデモ by Oleg Kiselyovさん


部分継続を普通のOcaml上で実現して、その上に継続ベースのwebアプリケーションを作ってみました、と言うお話。
普通のOcaml上で、部分継続を実装したってのは初めてらしい。

この辺りがその話かな??
"Native delimited continuations in (byte-code) OCaml"


一番この話を楽しみにしていたのだが、ちょっと話すのが早くてよくわかんなかった。。
プレゼン資料に実装も書いてあったんだけど、ぱっと見でlet文を沢山使ってるなぁ、と言うことしかわからず。。

Kahua における継続のさまざまな使い方 by 伊東勝利さん


これまでのKahuaでは、ページ全体の継続をとってしまっていたので、ページの一部だけを
更新するとかが出来なかった。
それをページの一部だけを更新するようにしましょう、というお話。
面白そうだったので、Kahuaのその辺りをよく見てみたい。

gcc 4.x を使った「継続オンリーな言語」 by 河野真治さん


相変わらず河野先生のお話は、面白かった!
河野先生の独特の話し方とユーモアがとても好きです。
去年参加したワークショップで、琉球舞踊を踊っていらっしゃったのも、懐かしいです。


内容としては、関数呼び出しを全部無くして、継続(goto?)だけで呼び出しを置き換えましょうというお話(だと思う)。
このCbCという言語は、人間が触る物ではないと強調されていたのが、印象的。

Ruby における Continuation by ささださん


東大の秋葉原キャンパスはとても綺麗で快適そうでした(^^)
特にトイレが綺麗!


Rubyのcontinuationは、1.8までのユーザーレベルスレッドをちょっといじれば実装出来そうだったから
実装しただけ。
実用的なプログラムでは使うことはないのに、継続周りのバグはかなり多いから、もうRubyから継続は
無くしたい!!
というお話。
田中哲さんも一言、「Ruby Continuation should be removed!」とおっしゃっていたので、大変なんだろうなぁ。。



と、まあ、こんな感じでした。
愉しかったので、こういうイベントがあったらまた参加したいなぁ