DZ

DZ (角川文庫)

DZ (角川文庫)

なんか、数ヶ月前に高橋源一郎さんが新聞の書評かなんか書いてたの見て、読んでみようと思っていたのだけど、今更になって読んでみた。
系統としては、昔の瀬名秀明さんと同じような感じかな。半分くらいまでは、ただ専門用語が沢山出てきて、話も繋がってこないし、うーん。。。みたいな感じだったけど、後半に入ると徐々に話が繋がってきて、そうするともう止まんない。
なんか、マイケル•クライトンの小説でもそういうのあったけど、一部のSFって最初は、その世界観とかバックグラウンドを理解するのによくわかんない用語とか概念が出てきて、いやになっちゃいそうなんだけど、ちょっとずつわかってくると(というか馴染めると)やみつきになっちゃうものが多い。でも、やみつきになってからは、すぐ読み終わっちゃうから、ムラムラして他のSFを読み始めるみたいなスパイラルに陥っちゃうんだよなぁ。
だから、なんか面白いSF読むとその後一定期間は、SFばっかり読み続けるみたいな時期に入っちゃっていかんのですよ。ちょっと今もそうなりつつあるかも。