ワイルドソウル

ワイルド・ソウル〈上〉 (幻冬舎文庫)

ワイルド・ソウル〈上〉 (幻冬舎文庫)

日本の戦後の南米への移民政策を題材にした小説。と言っても、全然堅苦しいものじゃなくて、ブラジル移民政策は、完全な失敗で、その復讐を移民達が外務省に対して晴らしていくぞ、と言うもの。
なんか、これを台本に映画がそのまま作れそうなくらい映像的な小説で、話のテンポもいいから、すいすい読めた。パッと見、そこそこの厚さの文庫2冊だから読むの大変そうに見えるけど、休日なら一日二日くらいで読めちゃうし、内容もかなり面白いのでちょこっと時間空いたら読んでみるといいかも。と言うか読み始めるとのめり込んじゃうから、すぐ読み終わっちゃう。
映画にするならケイは、東幹久かなぁ。んー、もうちょっと厳つい人がいいかもな。