陽気なギャングが地球を回す

陽気なギャングが地球を回す (祥伝社文庫)

以前、同じ著者の「ラッシュライフ」を読んで、文章の流れとかが軽快で読みやすかったり、展開も面白くて好きだったから、この本読んでみた。
でも、これは、結構がっかりな作品だったな。設定とか文体は相変わらず好きなんだけど、展開があんまり面白くなかった。てか、後の展開への布石が色々ありすぎて、展開が大体想像できちゃったな。
伊坂さんの小説って、設定の面白さと、話のどんでん返しが面白い所だと思っているんだけど、本作では、あまりどんでん返しがなく、残念でした。

[追記]
そういや、映画になるみたいね。
http://www.yo-gang.com/www.yo-gang.com is Expired or Suspended.
確かに、映画にしやすそうだなあ、この小説。配役も結構イメージ通りで、いい感じかも。